GINFON、佐川グローバルECセンター関西プロジェクトで越境物流効率化革命を実現
——日中協力の模範プロジェクトが自動仕分け新基準を樹立
[プロジェクト概要]
東アジア跨境EC物流ハブの構築
GINFONは、グローバルトップクラスの智能仕分けシステムサプライヤーとして、佐川急便株式会社とSGHグローバルジャパンが共同で推進する「グローバルECセンター関西」プロジェクトに深く参画。2025年4月11日に本格稼働した同センターは、関西国際空港(大阪)の立地優位性を活かし、海外EC企業と日本消費市場を結ぶ戦略的ハブを構築しました。
物流センター内全景
名称 |
佐川グローバルECセンター関西 |
所在地 |
大阪府泉南市泉州空港南1番地 |
延床面積 |
総面積9,477㎡(2,867坪)、佐川急便6,631㎡(2,006坪)、 SGHグローバルジャパン2,846㎡(861坪) |
処理能力 |
1万個/時間 |
稼働開始時期 |
2025年4月 |
[技術のハイライト]
新型「通関-仕分け連動システム」
GINFON独自開発の智能自動仕分け機システムが、「保税保管エリア→通関仕分け→国内物流仕分け」の全プロセス自動連携を実現。保税から仕分け・出荷までの流れをシームレスかつ高効率化し、システム仕分け効率は10,000個/時間を達成。
実績データが示す業界新基準
1. 仕分け効率:10,000個/時間 2. 仕分け精度:≥99.99% 3. メインライン速度:2.2m/s
4. 静態重量測定:精度±30g 5. 体積測定:精度±20mm
6. CBS貨物仕様
- 仕分け対象荷物サイズ範囲 - 仕分け対象荷物重量範囲
○ 上限:縦500mm × 横400mm × 高さ80mm ○ 上限:15kg
○ 下限:縦150mm × 横150mm × 高さ30mm ○ 下限:0.1kg
[運営効果]
・効率革新:従来2回必要だった仕分け作業を単一工程に統合、仕分け効率と従業員生産性を両立。
・納期最適化:保税倉庫の自動通関許可判定仕分け機と国内仕分けエリアを直結、最短配送サイクルを実現。
・サービス進化:今後は車両積載効率向上・台数最適化によるCO2排出削減、集荷締切時間延長による発送側利便性向上、さらには24時間稼働体制の構築を検討。
3D ソータは従来のピッキング作業プロセスの突破と変革を実現し、ピッキング作業の能力が低く、人手に過度に依存するなどの問題点を解決し、オーダー処理プロセスを簡素化し、ECと小売業の自動化業界に柔軟に適用されています。
GINFONのGF-CBSシリーズクロスベルトソータシステムは高効率、正確、柔軟、高利用率などの利点があり、経済性と信頼性を兼ね備えた仕分けソリューションです。多種類、重量が10g~35kgの貨物の仕分けに採用されます。特に郵政、クーリエ、E-コマース及び配送センター(薬品、食品、タバコ、化粧品、アパレルなど)などの分野の仕分け作業に適しています。
このシステムは業界の新型高速仕分け設備であり、従来の水平環状循環輸送機構のアップグレード版であり、垂直循環輸送機構と小型ベルトコンベアを搭載した仕分けキャリヤから構成され、二層設備には上下2つの循環輸送機構があり、ソフトウェアとハードウェアの二重応答を採用し、故障警報とスペア管理を実現します。